SKSは独ソ戦最中の1943年に採用された7.62x39弾を使用する最初の制式小銃である。 欧州軍の伝統から発展した独自の縦深戦略理論を有したソ連軍では、第二次大戦前から自動小銃の研究が盛んであり、ロシア帝国軍時代に最初期のセミ/フルオート両用の自動小銃であるフェドロフM1916を既に採用していた実績があり、独ソ戦以前からSVT-40などが既に採用されていた。 SKSが開発された時期には、独ソ戦で使用されたMP43がソ連のデザイナー達にも大きな影響を与えており、ミハイル・カラシニコフの設計したAK-47アサルトライフルはMP43の影響を強く受けたデザインだったが、SKSは独立したグリップや着脱式弾倉は備えずガスピストンが銃身上部に配置される他は従来型の自動小銃と同様の形状となっている。
1945年には何百万丁ものSKSライフルがソ連軍のため、そして56式の名で中国軍のため製造された。 民間用としても人気のあるライフルで、世界各国の武器庫で今でも目にする銃である。 SKSライフルに使用できるアフターパーツも多く、このモデルは合成樹脂製ストック、取り外し可能な30発マガジン、そして標準でPKS-07(7x倍率)スコープを装備している。
セミオートであるが初期武器のSVDやMk11とは大きく性能が異なっている。 SR最低の威力であるためそのままでは狙撃にはあまり向かない。 しかしながら連射制限が緩く反動も軽いのでスコープをはずしてARのような運用が可能。 ある意味最も使いやすいSRと言えるが、解除が少々遅いことが難点か。
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