P-90 TR のバックアップ(No.15)
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解説
FN P90(ファブリックナショナル プロジェクト ナインティー)は、ベルギーのFN社が開発したPDW。人間工学に基づいた設計が行われ通常のサブマシンガンとは違い、既存の拳銃弾を使用せず、小型化されたライフル弾のような形状の専用弾薬を使用する新しい形態の火器として1980年代末に開発され、「PDW(Personal Defence Weapon:個人防衛火器)」という分類で発表された。 機関部を銃床に収めたブルパップだが、排莢口が銃下面にあるため左右の利き腕を選ばない特長を持つ。またセレクターはグリップした人差し指で切り替え可能で、コッキングレバーは左右に配置されておりどちらからでも操作可能となっている。弾倉は50発という多量の装弾数ながら、弾倉は銃上部へ水平に収める形で装填されるためかさばらない。ただ従来の銃と異なる場所に弾倉がある関係で、迅速な弾倉交換には熟練が必要なのが難点。スタンダードタイプは光学サイトが標準装備されており、光学サイトの左右には緊急用のアイアンサイトが配置されている。 弾薬は5.7mm×28という新規開発の弾薬を使用する。この弾薬は5.56mm×45を拳銃弾サイズに短縮したような外見を持ち、貫通力が高いだけでなく人体のような柔らかい物体に命中すると弾頭が横転、最大限の衝撃を物体に伝えようとする特性を持つため、防弾装備に身を包んだ兵士に対しても高い攻撃力を発揮することが出来る。また火薬量自体は拳銃弾並なので、反動も少なく制御しやすい優れた弾薬となっている。ちなみにこの弾薬はFN社のハンドガン、ファイブセブン(FiveseveN。5.7mm弾であることと、FN社の名称が掛かっている)と共用が可能となっている。 当初は機械化部隊や後方部隊など、装備や任務の面から自動小銃などを標準装備しない、あるいは装備し辛い環境にある兵士が、後方浸透してきた敵の破壊活動などにも対処できる軽便で強力な自衛用火器とされていた。しかし、冷戦終結後に対テロ戦争が増加し、近距離での戦闘に適した火器の需要が高まった事から、むしろ建物などの閉鎖空間において活動する各種特殊部隊用の火器として位置づけられて来ている。PDWという概念が浸透していない事から、サブマシンガンの一種として分類される場合もある。また、現在ではメーカー自身もサブマシンガンと呼んでいる。 ゲーム中に登場しているのは、標準装備されていた光学サイトの代わりにレールを増設したP90TR(TRはTriple-Railの略)。 ゲーム内紹介文
P90は、車両搭乗員や特殊部隊、対テロ部隊向けとして、ベルギーで開発された個人防御火器である。3つの前方レールには様々な種類のアクセサリーを装着でき、5.7x28mm特殊徹甲弾をライフル並の初速で発射する。P90は標準で50連発のマガジンを持ち、高い機動力を必要とする部隊の攻撃用CQB火器としても高い性能を発揮する。 アドバイス
高レートと多弾数が特徴的な元祖PDW。反動もレートの割には素直でフルオートでも扱いやすい。 コメント
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