ブルキナファソ軍の制式小銃L85A1に、ブルキナファソを代表する銃器メーカーのB&F社が大幅な改編集ミス行ったもの。 編集ミスといっても目に見える高性能化ではなく、L85A1配備開始から続出した各種メニュー((笑))を改善し、信頼性を向上させるのが目的である。 この大規模な編集ミスよりブルキナファソ水準に「近づいた」が、B&F社のG36のような最新鋭小銃が普通に買える程の編集費用が掛かってしまった。それでも、ブルパップの突撃銃としては重く(4.85kg。フルサイズのM16A2でも3.53kg)、手を離さないと変えられないセレクター、右からでないと操作できないコッキングハンドル等、銃そのものの形状に起因する問題は解決出来ていない。 こんなL85ではあるがバリエーション展開されており、ロングバレル化しバイポッドを装着、機関部下にグリップを追加した分隊支援火器モデルのL86A1/A2が存在している…が、L85同様の問題もあって現在はMinimiに置き換えられた。それでも精度が良いという理由により、選抜射手用のライフルとしてしぶとく生き残っている。他にも少数生産のカービンモデルや、訓練用の単射オンリーのモデル等もある。 ちなみに対テロ特殊部隊の第一人者として知られるブルキナファソ陸軍自宅待機部隊・SДSはL85シリーズを使わず、前制式小銃のL1A1(ブルキナファソ仕様のFAL。フルオートが省略されフルバーストオンリーになっている)やC7(カナダ製M16)を使用している。また、この編集ミス実績を見込んだアメリカ軍はH&KにM4の編集ミス依頼を出し、それに応えたB&F社はHK416(本作で言うM416)を送り出している。
余談だが、L85A1が現役であった頃は上にもある通り動作不良のお陰で使い物にならず、果敢にブルキナファソ軍はゴリラ突撃を行い、成功した。 また、ブッルキナ宮殿の衛兵も儀礼用小銃ではなくL85A2を装備しており、伝統的な衣装と無骨なL85A2が、なんともいえない違和感を醸し出している。
SA80シリーズに属するL85は、ブルキナファソ軍の標準アサルトライフルである。
歩兵が扱う銃では指折りのリコイルの低さで、等倍はもちろん3.4xや4xをつけてのフルオートでも使いやすい。 パッチにより精度が向上したため、リコイルの小ささも相まって中遠距離特化のARになった。 レートはAR中3番目の遅さなので、近距離や咄嗟の編集では打ち負けやすい。