LAV-25(英語: Light Armored Vehicle)はアメリカ海兵隊が使用する八輪式歩兵戦闘車(IFV)である。スイスのモワク社製装甲戦闘車両 (AFV) ピラーニャ・ファミリーを基に開発され、ジェネラル・ダイナミクス・ランド・システムズ・カナダ (GDLS Canada) が製造している。
1982年始めにアメリカ陸軍と海兵隊により、LAV計画がスタート。開発要求は、 ・C-130やCH-53で輸送可能 ・高い信頼性 ・路上最大速度時速80km以上 ・路上航続距離644km以上 ・7.62mm機関銃弾に対する耐弾性とNBC防御力を持つ というものだった。これに対し数社が名乗りを上げ、最終的に3社が実車の製作契約を締結。最終的にGMカナダ社が提案したピラーニャ装甲車の改良型が採用された。当初は陸軍と海兵隊による共同導入の予定だったが、陸軍が予算難を理由に降りたため海兵隊のみでの導入となっている。 ちなみにピラーニャ装甲車はGMカナダ社の開発ではなく、スイスのモワク社からライセンス生産権を取得したものである。
乗員は砲塔に車長と砲手、車両に操縦手の3名で、それ以外に兵員室に完全武装の歩兵6名を収容可能。武装は砲塔の25mm機関砲と同軸機銃の7.62mm機銃を装備。25mm機関砲は徹甲弾と榴弾が発射可能で、発射速度は単発、100発/分、200発/分の切り替えが可能。ちなみにM2ブラッドレー歩兵戦闘車に搭載されている機関砲と同型のものであり、軽装甲車両はもちろん近距離ならば一世代前の戦車でも撃破可能な装甲貫徹力を誇る。 装甲は7.62mm機銃弾の直撃と榴弾の破片に対する防弾性を持っている。装軌式歩兵戦闘車と比べると少々頼りないが、空輸による緊急展開能力や速度等の条件が優先されたためこの程度の防御力で問題なしとされたようだ。ただ実際に運用してみると防御力の低さは無視できる問題ではなく、改修計画も進められている。 足回りは8輪駆動の装輪式で、操向は前2輪で行う。路上においては運用しやすい装輪式であるが悪路走破性では装輪式より劣っており、実戦においてもしばしば立ち往生してしまうこともあったため、こちらに関しても改修計画が進められている。また車体後部にスクリューが2基用意されており、車体前部の波切り板を立てるだけで水上航行が行えるのは大きな特長の一つである。
バリエーションとしては本ゲームにも出ている防空型のLAV-ADの他に、TOW対戦車ミサイルを装備したLAV-AT、車内に81mm迫撃砲を搭載したLAV-M、破損あるいは故障したLAVの回収用にクレーン・ウィンチを搭載したLAV-R、貨物輸送用に車体後部を大型化したLAV-L、LAV-Lを改修し車体後部に指揮・通信機材を搭載した指揮車両のLAV-C2がある。
上記にもあるように本来兵装は砲塔の25mm機関砲と同軸の7.62mm機銃のみだが、本作では車長席に機銃が別途搭載されており、対戦車ミサイルも装備可能となっている。また、実車は兵員室に外部視察用の窓は用意されているものの、車上戦闘は考慮されていないためガンポートは装備されていない。
歩兵の輸送と火力支援を行うための歩兵戦闘車。 炸裂弾を連射出来る機関砲を装備しており、戦車よりも歩兵や軽車両に対して強い。 2番席からも機銃を撃てる上兵員輸送席の3~6番席も左右のガンポートで車上戦闘が出来、歩兵にとっては戦車より厄介な相手。 …とはいっても四方八方からロケランを撃たれたら対処出来ないので、調子に乗って突出しないように。 流石に戦車の相手は厳しいが、対戦車ミサイル等を併用することである程度は応戦可能。先制さえ出来れば撃破も出来る。
これの周囲に工兵が貼りつき修理を行っていると撃破が極めて困難になる。 攻撃する場合は、可能な限り周囲の歩兵を排除しよう。 迫撃砲は車両にもダメージが入るほか、周囲の歩兵も吹き飛ばせるため場合によっては効果的。
本車はUSでの歩兵戦闘車。 RUの歩兵戦闘車であるBMP-2との最大の違いは装輪式であること。 そのため移動速度に優れるが、超信地旋回ができないため小回りに劣る。 また登攀力が低いので、坂道での機動力が落ちる。特に坂道発進時が顕著。 障害物の多い地点に侵入する際は注意が必要。
歩兵装甲車共通だが、予備兵装をシェルにする事でラッシュにおける一部のMAPではM-COMに装備された爆弾を遠距離砲撃で完全に守りきる事ができる。 狭い場所に篭城されても爆弾さえ仕掛けられれば引導を渡す事ができる為、遠距離からM-COMを攻撃できるMAPでは極力シェルを装備するようにするといいだろう。
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