ロシア製トラックに複数の発射システムを搭載した自走多連装ロケット砲。
BM-23はロシア連邦軍並びに東側諸国の採用兵器に存在する型番ではないためBM-21グラートの近代化型ではないかと推測されるが、BM-27やBM-30等高性能な多連装ロケット砲が存在するなかで今更BM-21を改修するメリットは少ないと思われる。 ロシアでの自走多連装ロケット砲の歴史は第二次大戦時にナチス・ドイツ軍の開発したネーベルヴェルファに遡る。 これを元にソビエトはBM-8カチューシャを制作した。 BM-21とは発射機その物の名前であり、トラックは含まれない。 今回のBM-23は発射機がBM-21のそれに酷似している為、キャンペーンでPLRやイラン革命防衛隊/陸軍が使用していたBM-21のデータ流用ではないかと推測される。 高威力かつその安価性から赤軍時代からロシア人に愛用されたロシアを代表する兵器である。
トラック車載のロシア軍の多連装ロケット砲
座席が2つあるが、運転手と砲手で一人二役を務めるので乗員は1名。発射地点まで運転した後2番席に切り替えて照準する。撃ちながら動き回のは不可能。 当てるのは難しいが、当たりさえすれば装甲車は2発で沈むほど高威力。爆破範囲もそこそこ広いので拠点に乱射していれば次々キルを取れることもある。 特性上水平方向への照準は不可能であり、近距離の敵には対処できない。また、装甲自体も砲撃一発で無力化されるほど脆いので延々と同じ場所で砲撃を繰り返すのは危険。 味方について周り、敵拠点にひたすら撃ち込むか自分の拠点近辺で芋るのが主な運用方法。 ガンナーから運転席に戻ると発射機は自動的に格納され、次回起動時も正面を照準した状態になる。 着弾確認は迫撃砲と違い、範囲が広すぎるためSTARTボタン(CS版)のMAPで確認が可能。 着弾地点と爆風の範囲は波紋状の模様で示される。 窓は防弾能力を持たず、運転席にいるときに銃撃されるとダメージが入るほか、グレネードの爆風でドライバーだけが死ぬこともある。 米軍のM142と比べ運転席の視野が広い設計ではあるが、その代わりに窓ガラスが汚れているため見難くなっている。 実物は40発ものロケットを20秒で撃ち尽くす連射能力を持つが、ゲーム内においてはM142とまったく同一性能である。
最新の10件を表示しています。 コメントページを参照 画像を非表示
最新の10件を表示しています。 コメントページを参照 画像を非表示