KH2002 "カイバー"は、イランのブルパップ方式のアサルトライフルである。名前の由来は、628年にムスリム勢力とムハンマド率いるイスラム教徒勢が戦った、マディーナ北部のオアシスであるカイバーから採られた。防衛産業機構(DIO)で開発された。2003年にイラン陸軍に採用され、2004年にイラン陸軍への配備が始まったが、具体的な生産数、配備数は不明である。 使用弾薬は5.56x45mmNATO弾で、M16のSTANAG マガジンに類似した弾倉を使用する。イラン陸軍は、中国の中国北方工業公司がM16をコピーしたCQシリーズを入手しており、使用弾薬を含め、KH2002の設計にもこれらの構造が流用されたと考えられる。
イラン製アサルトライフルであるKH2002は、本質的にはM16のブルパップ版である。 現在イラン軍に配備されているG3と交替する予定であるが、完全に更新するには何年も掛かるとの予想もある。 全長が短いため近接戦闘では扱い易いものの、バレルの下に取り付けるタイプの武器は使用できない。
デフォルトが3点バーストのブルパップ式アサルトライフル。 縦のリコイルが低いため、連射しても制御しやすく初弾の反動も低い。 同レート帯のM16やAEKよりも、比較的リコイルコントロールのしやすい事が特徴。 戦い方として、指切り連打による擬似フルオートが出来るのであれば、連射速度800RPMと高い腰だめ精度を生かして前線で戦うことも出来るが、中距離の安定性を生かして前線よりやや後方から援護する形をお薦めする。 短所としてリロード時間が長いことが挙げられる。そのためリロードする際は周囲を確認すること。安全圏ではない場合は、自ら安全圏へ避難する、サブで繋ぐ、など使用者の素早い判断が必要である。また10トリガーで残り1発、11トリガーで弾切れと残弾管理が容易なため、これを残弾管理の基準にすると良いだろう。
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すごく使いやすいです(^p^) -- 2014-10-24 (金) 18:13:42
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