BMP-2はソビエト連邦の歩兵戦闘車(IFV)。1960年代に歩兵戦闘車の基礎を築いたBMP-1の改良版で、戦闘能力の向上を図っている。 世界初の歩兵戦闘車として登場し世界から注目を集めたBMP-1であったが、運用してきたソ連軍はBMP-1に問題があることを認識していた。 まず主兵装である73mm低圧砲は横風に弱く、500m辺りから命中精度が悪化。1,000mも離れると戦車大の目標に対する命中率が5割程となり、有効射程1,500mはある重機関銃陣地への制圧射撃には力不足であった。対戦車ミサイルであるマリュートカは第1世代の有線目視誘導式で飛翔速度が遅く、発射炎で場所を特定され着弾前に高初速の火器で反撃される恐れがあった。 BMP-2の大きな改良点はこの2点で、73mm低圧砲は高初速の30mm機関砲に、マリュートカは半自動誘導式のコンクールスへと変更された。特に30mm機関砲は対ヘリ用に高角度の仰角が可能となっており、高地で待ち伏せるゲリラへの反撃に重宝された。 このように武装では大きく進化したが、側面を重機関銃が貫通するほど装甲が薄く、ソ連装甲車両らしく兵員室が狭く長時間搭乗に耐え難いという問題点もBMP-1から引き続き残っていた。装甲に関しては後に改良型が作られ改善されたが、兵員室の狭さは車体サイズの問題であるため改良も出来ず、多くのソ連軍兵士はタンクデサントのように車体上面に座る形で搭乗していた。兵員室の問題解決は、新型であるBMP-3の開発まで待つこととなった。 1970年代から開発が行われ、1980年もしくは1982年に採用。20ヶ国以上に配備された。東欧諸国等で運用されている他、BMP-3が採用されたロシアでも主力として配備されている。
歩兵の輸送と火力支援を行うための歩兵戦闘車。 炸裂弾を連射出来る機関砲を装備しており、戦車よりも歩兵や軽車両に対して強い。 2番席からも機銃を撃てる上兵員輸送席の3~6番席も左右のガンポートで車上戦闘が出来、歩兵にとっては戦車より厄介な相手。 …とはいっても四方八方からロケランを撃たれたら対処出来ないので、調子に乗って突出しないように。 流石に戦車の相手は厳しいが、対戦車ミサイル等を併用することである程度は応戦可能。先制さえ出来れば撃破も出来る。 これの周囲に工兵が貼りつき修理を行っていると撃破が極めて困難になる。 攻撃する場合は、可能な限り周囲の歩兵を排除しよう。 迫撃砲は車両にもダメージが入るほか、周囲の歩兵も吹き飛ばせるため場合によっては効果的。 本作において、現在唯一の超信地旋回が可能な歩兵戦闘車。 装輪式に比べ移動速度は遅いがその分小回りが利き、戦車と同じ感覚で操縦できるのが強み。
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